草ラボ(2014年2月16日開催)の報告

2月16日(日)、名古屋市中村区にある亀島コミュニティセンターにて、草ラボ(草の根研究会)を開催しました。

亀島コミュニティセンターでははじめての草ラボ。
玄関でスリッパにはき替え、会場に入ってみると、広々とした洋室。そして、その隣には畳の和室が。なんと心踊るつくりなこと!
というのも、会場のもつ空間の持ち味を、最大限に活用しちゃおうというのも草ラボの特徴の一つとなっているからです。

どんな会になるのだろうかとワクワクしながらのスタート!

当日の参加者は19名。まずは恒例のチェックインから。
この日は、ダスキンのアジア太平洋障害者リーダー育成事業で日本に滞在されているベトナムの研修生も来られ、通訳を引き受けてくれた草Pメンバーの英語も飛び交う、そんないつもと違う(?)、でもいつも通りのほんわかペースで、緊張した気持ちをゆっくりとときほぐしていきました。

自己紹介が終わると、次に草の根ささえあいプロジェクトの概要紹介と、現在取り組んでいる厚生労働省社会福祉推進事業の中間報告を行いました。

各班報告では、代表班、こわか(子ども若者相談センター)班、でこぼこ(居宅事業所)班、猫の手バンク班、まるなご(インフォーマルネットワーク名古屋)班、調査班、PR班、イベント班の計8班からの報告がありました。
班の中には、いよいよ年度末も近づき、大詰めになってきた活動も
お越しいただいた参加者の皆様も、その行方を興味深く聞いておられるのがとても印象的でした。

休憩をはさみ、後半はOSTワークショップです!
今回、参加者の中から出していただいたテーマはこちらの4つ。

(1)草Pの情報共有について 顔を合わせて共有できない時のすれ違いなど
(2)もっと空気のよめない世の中の方が良くないですか?
(3)健康について みなさんが取り組んでいること
(4)精神疾患を持って働くこと

この中から興味のあるお題を選び、グループに分かれて話し合います。
そして、どこで話し合うかは基本的に自由。
部屋のど真ん中でも、隅っこのほうでも、他のお客様の邪魔にならなければ、会場の外の休憩スペースでも…。そうしたことも全てグループの中で相談して決めていきます。

私は今回、「草Pの情報共有について 顔を合わせて共有できない時のすれ違いなど」というテーマを出し、どこで話し合いをしようかと検討した結果、なごんで話をするなら畳でしょう♪ということで和室へ移動。
今の私が抱えている悩みを聞いてもらいながら、どのようなツールを使っているかや、仕事とボランティアでの情報共有のあり方の違いについて、さらには組織づくりにかかわるような大きなことまで、様々な立場からのアイディアや経験談を伺うことができました。
課題は山積みなのですが、できることから少しずつということで、さっそくささやかな試みを始めてみたりしています。

他のグループのお題は全て初参加者の方から出していただいたテーマでしたが、どこも活発な話し合いがなされていたようで、全体共有でのお話しももっとたくさん聞いてみたいなと思うほどでした!

最後はチェックアウト。今日の感想を順番に一言ずつ発表していきます。
草ラボに参加するといつも思うのですが、参加者の方をみていると、普段から行動力が高く活発な人もいれば、それとは全くなほど真逆の人も必ずいらっしゃいます。この両者を引き付けるものは一体何なのだろうって。
その辺りのことはまだよくはわからないのですが、これからも草ラボはそうした場でありたいなと強く思いました。

次回は3月16日(日)13:30~16:30
場所は豊橋市職員会館です!
どうぞ会場にてお待ちしております☆
(ひこにゃん)

関連リンク

草Pブログ